東京都から移住された
櫻井様ご夫妻にお話を伺いました。
櫻井さまとは2017年にモデルハウスで初めてお目にかかりました。
まずは土地の下見。周辺状況のメリットデメリットなどを考慮し、プランニングを進めました。
軽井沢は住むには涼しくも厳しい気候ですが、櫻井様はそれを理解した上で楽しむ暮らし、性能がよく、健康で快適に暮らす家を目指されました。
「夫婦喧嘩のない家」をコンセプトに櫻井様の軽井沢での生活の具体的なイメージも共有し、設計させて頂きました。
互いにアイデアを出し合い、吟味しながらの実りある打合せでした。
30代ご夫婦 / IT系会社員・ユーチューバー
●田舎暮らし前のお住まい
東京都文京区
●軽井沢への移住時期
2015年~1軒家を賃貸し、試験的に生活を始める。
2017年~木内工務店で軽井沢に平屋を新築し、永住を決意。
櫻井様の軽井沢での暮らしをYouTubeでもっと詳しくご覧いただけます
【移住を決めた理由・きっかけ】
東京に残りたい妻との意見の相違もありました。
元々仕事人間で、家にも作業を持ち帰っていましたが、狭い東京の家では作業効率も悪く、自然と会社にいる時間がほとんどになりました。 休日も会社で過ごす日々が続き、結果、夫婦関係もケンカが多くなりました。お互いがイライラする日々の連続、典型的な ワーカーホリック状態になり、このままではいけないと感じ、逆の発想で「休日に会社に行きたくならない場所での生活」を考えはじめました。新幹線通勤もやってみたいと考えていましたし、そんなタイミングで、知人がいる軽井沢へたまたま訪れた際に、ここだと思いました。 今でこそ、テレワークなども一般的になってきましたので、田舎への移住も、私達の頃よりは随分ハードルも下がっていると思いますが、 先ずは「朝の時間から新幹線通勤して、本当に仕事に支障がないか?」「軽井沢の冬はどのくらい寒いのか」などを検証すべく、お試しで、軽井沢に宿泊して、新幹線通勤を始めてみました。新幹線移動の往復2時間を「誰にも邪魔されず仕事に集中出来る時間」として考えると、交通費などの費用対効果を考えても効率は悪くないと考え、私の気持ちは固まりました。しかし、東京に残りたい妻との意見の相違もありました。
半年ぐらい夫婦でバトルはありましたね(笑)
半年ぐらい夫婦でバトルはありましたね(笑) 。2年間で嫌になったら、すぐに東京へ帰ることを条件に 、軽井沢の駅近に1軒家を賃貸し、実験的に生活をはじめました。
【移住前と移住しての感想など】
寒さに対する不安が一番大きかったです。
軽井沢は、長野県の中でも圧倒的に寒い地域(札幌と同レベル)と知っていましたので、寒さに対する不安が一番大きかったです。
また軽井沢は、別荘地、観光地というイメージでしたので、そんな地で暮らすのは、どのよう なものになるのかの不安もありました。
仕事のオンとオフの切り替えが容易になりました。
実際に田舎暮らしをしてみて感じたのは、自然の美しさ、素晴らしさはもちろん、元々の移住の動機でもある、仕事のオンとオフの切り替えが容易になりました。仕事の合間でも庭に出て外を散歩したり、とかく沢山の情報に振り回される昨今ですが、そんな時も携帯を閉じて、夕暮れの浅間山を眺めるなど、贅沢で貴重な時間を過ごしていると思います。様々なシーンで気持ちの切り替えができやすい環境になりましたね。
自然とその人達との繋がりが生まれお付き合いが始まったりもします。
地域社会との関わり方、繋がりがとても身近で、地元の方が、地元の人のためにやってるようなお店やレストランへ食事に行くと、自然とその人達との繋がりが生まれ、お付き合いが始まったりもします。
人で溢れかえる東京では感じることが出来ない価値観と充実感を日々感じています。
自分たちの声が、すぐに政治に反映されたり、 小さいコミュニティーだからこそ、自分たちが直に社会に参加出来ているという意識も生まれてきます。人で溢れかえる東京では感じることが出来ない価値観と充実感を日々感じています。