
工事中の憩いのある家で窓枠取り付け部分の写真をUPしました。
この写真は、サッシの内側に木の枠を取り付けた写真です。
木の枠を取り付けるにも、釘などで表から打ち付ける職人さんと、このようにして釘を表に出さないで取り付ける職人さんがいます。
みなさんは、どちらが奇麗な仕事か判りますか、当然後者の方が奇麗な仕事ですね。
私たちは、いろいろな工事を見ているので判るのですが、初めて住宅を取得するお客様は、はたして自分の家はどのような工事に成るか判るでしょうか?
そこでローコストにおいて削減できるのは、はたして何でしょうか?
材料ですか? 労務費ですか? 仕入れですか? 工程ですか? これ全てですね。
たとえば材料でいえば、当然使わなければならないところに使わない? これって手抜き?
普通屋根の工事で先端に、無垢板で広小舞と言う木を打ちます。これは屋根の先端の通りを一直線にする役目と屋根材の収まりを良くする役目など有ります。
それを、屋根の野地合板で施工しているローコスト住宅を見ます。
どうゆう結果になるかご存知ですか?
屋根部分は、特に夏の暑さや冬の寒さ、露時の湿度など過酷な条件が現れる所です。
特に屋根先端は、一番大事なところです。そこで合板などの接着剤で固めた物を使うと必ず剥がれなどを起こします。
多分10年は持たないでしょう。でも高い所なのでお客様は、判らないのです。
そこなのです。
建てた当初は、同じでも月日が経つにつれて違いが出るんですよ。
材料がそうなら、労務費もそう、いろいろなところで歪が出るんです。
だから、しっかりした材料でしっかりした仕事内容です。
住宅は、ある程度金額そのものなのです。
そこに、各会社のこだわりや姿勢が反映してくるものなのです。